視点を増やす

コミュニケーション能力の高い人とは、「視点の数の多い人」だそうです。

コーチングでは、特にそこを意識して、コーチは日々視点を増やすことを日課としています。

長女がまだ小さい時、まだまだ私は「〇〇させなきゃ」「〇〇させてはいけない」というもので、気をはって育児をして疲れていた。

ある時長女が高熱を出して、予定を全部キャンセルして、次女、三女と一緒にひきこもり。

沈みそうな気持ちをあげるために、いつも制限をかけていたテレビをつけて、みんな一緒にどうでもいいテレビ番組をきゃっきゃいって観たんだ。

「あのもんすたーおかしいよねえ!」

「もぐもぐばくばくたべてたねえ!!」

「おさらまでたべちゃったもんねえ!!!」

あの時の長女は、起きてきたことをただ一緒に楽しんでくれた母に、すごく安心感を得た顔だった。私は、その顔を見て、ちょっと自分はつかれてたのかなあ、ておもったんだ。

「おさらまでたべちゃった」
て、なんどもなんどもうれしそうに言った長女の顔を思い出すたびに

「どうでもいいことを楽しめる心の余裕があるか?」
と自分をふりかえろうと思う。


「ねばならない」で日常が楽しめない人は、

「ただ、起きてきたことを楽しむ。」


そんなトレーニングも必要なのかもしれない。



コーチングで、質の高い人生を。

5児の母、英語教室運営、コーチ。 子だくさん、おうちのこと、仕事。自分にあるものの数を数え、自分の生き方を時に迷いつつも大事に重ねてきました。周りの方に本当に感謝。一日一日大切に生きたいと思っています。

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